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Laser Cutter Manual

レーザーカッターの使い方

レーザーカッターでアクリル板を切るときのhow toをまとめる.
 
1. Adobe Illustrator or Inkscapeにより,ベクタ画像(.aiファイル)を作成する.
Adobe Illustrator
2. Illustrator 8.0形式で保存する.
Illustrator8.0
3. レーザーカッター用のPC(Let’s note)を立ち上げる.
Demoでログインする.
レーザーカッター用PC
 
4. レーザーカッター用のPCに(.aiファイル)をコピー.
5. 創想館に行き,レーザーカッターの[Control]スイッチをオンを入れる.
6. 排気口を外に出す.
排気口
7. レーザーカッター側面の[Air PUMP]と,[Water PUMP]の電源スイッチを入れる.レーザーのスイッチが切れている事を確認する.
switch1
8. 実際にエアポンプとウォーターポンプが動いているのを確認する.(目視及び音で.)
AirWaterPump
特にエアポンプが動いていない場合,火災になるので注意.
切断作業中はレーザーカッターから離れずに監視.消化器の位置と使用手順をすぐに使えるように確認しておくこと.
消化器は,CO2スプレー -> CO2消化器 -> 粉末消火器の優先度で使用してください.粉末消火器を使用すると機器の復旧が出来なくなるので注意.
9. ウォーターポンプ後方の配管から冷却水漏れがないことを目視で確認する.
WaterPump
10. 脱臭集塵機の電源スイッチを入れた後,ONボタンを押して稼働させる.
AirPump
11. アクリル板をひく.
アクリル板
12. 高さ調節用の棒とつまみを用いて高さを調節する.
高さ調節
 
つまみ
 
13.レーザーカッターの操作盤を操作し,原点の位置や切るスピード,レーザーの強さを決める.
操作盤
14. レーザーカッター用のPCとレーザーカッターをUSB接続する.
15. LaserWorkV6を起動
起動
16.[ファイル]->[インポート]から.aiファイルをインポート
import
17.右側のメニューのタブの[テスト]をクリック
18.[データ加工]の[スタート]をクリックし,カッティングのテストを行う.
test
レーザーヘッドの動作範囲がアクリル板から,はみ出ないかを確認する..
19.テストが終わったら,レーザーカッター側面の[Laser]スイッチを入れる.
switch2
20. 実際に切るため,[加工]タブをクリック
21.カッティングの設定は,以下の図の赤枠部分をダブルクリックすると,
settingstart
 
以下のようなウィンドウが出るのでレーザーの強さやカッティングするスピードを設定する.
setting
22.[データ加工]の[スタート]をクリックし,カッティング.
cuttingstart
23.カッティングし終わったら,においがある程度なくなるまで待ち,すべての機器の電源を消す.
24.メールでカッティングの状態のログを流す.以下テンプレ.
mailto: all[a t]im-lab.net
件名:[LaserCutter]Cutting Report

氏名/Operator:
目的/Purpose:
切断した材料/Material:
*厚み/Thickness:
*速度/Head Speed:
*出力/Laser Power:
機材の状態/Condition:
*Optional

 
お疲れ様でした.
参考情報:
・エアポンプ:
レーザーを照射した箇所の冷却を行うための機材.動いてないと火災が発生します.
本体と連動しています.
・ウォーターポンプ:
レーザーモジュールを冷却する為の機材.動いていないと安全装置が働いて切断が出来ません.
本体と連動しています.
・脱臭集塵機
切断時に発生する煙・蒸気などをフィルタリングして,外へ廃棄するための装置です.動いていないと有害物質を含んだ排気が室内に籠もってしまいます.
本体と連動していません.